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zipファイルを展開するとファイルの更新日付が展開した時刻になる

いまさら感があるかもしれませんが、偶然解決策を見つけたのでメモ。

以前からzipファイルを「すべて展開」とかダブルクリックで開いてから中身をどこかにドロップすると展開したファイルの更新日付が展開した日時に変更されてしまうことがあることは知っていた。

更新日時が変わってしまうこともあれば、変わらないこともある。調べるのが面倒だったので、今までフリーのアーカイバで展開していた。

別件の調べ物で偶然見つけたマイクロソフトのサポートに原因と対応策が書いてあった。

http://support.microsoft.com/kb/942532/

これによれば、イントラネット以外のゾーンからダウンロードしたファイルにはZoneIDに関する情報が付与され、ZoneIDの付与されたZIPファイルを展開すると展開したファイルの更新日時が更新した日時になるということだ。

回避するには、ZIPファイルのプロパティで「ブロックの解除」ボタンをクリックすればよいということだ。

ブロックの解除

例によってわかりにくい話だ。セキュリティ警告の問題はここではふれないが、ZIPファイルを展開するということに関しては妥当な仕様とは思えない。
いったい展開したファイルの更新日付をそのままにしているとどんなセキュリティ上の脅威が発生すると考えているのだろう?
脅威があるとしても何も表示しないのはどうなんでしょう。実行ファイルと同様、展開時にセキュリティ警告と同様、更新日時をどうするかたずねてくれれば良いように思うが。

一応対象OSはVista,XP SP2以降、Windows Server 2003 SP1以降、ただしXp SP2とServer 2003 SP1ではダブルクリックで開いてドラッグで取りだすと更新日時はかわらない。

2007年と古い情報なので知らなかったのは私だけということかもしれない。