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GmailのメールをOutlook2007に取り込む方法

いろいろあってOutlook2007とGmailを使っていて双方にメールを転送しているが、たまにGmailからOutlookに転送されないメールが出てくる(*1)。

転送されなかったメールを普通にOutlookに取り込む良い方法が無い。Gmailには保存や添付ファイルとして送信する機能が無く、転送すると引用マークなど余計な尾ひれが付いてしまう。

今、ひと手間ふた手間かけて取り込んでいるが、コマンドラインパラメータを忘れてしまうのでメモ。

1.Gmailで該当メールを表示し、メニューから「メッセージのソースを表示」する。

2.ソースをコピーして、テキストエディタに貼りつけ「適当な名前.eml」で保存する。

3.コマンドプロンプトから (*2)

"%ProgramFiles%\Microsoft Office\Office12\OUTLOOK.EXE" /eml "適当な名前.emlのパス"

4.Outlookのメッセージウィンドウが開くので、メニューから「フォルダにコピー」で受信トレイなどにコピーするか、一旦 .msg で保存して Outlook にドラッグ&ドロップしてもよい。(*3)

 

*1 訳あってPOP受信。Appsでもない。BCCで送信されたメールなど、From:にもTo:にも私のアドレスが無いとフィルタ訳がうまく行かない場合がある。これについてはまた別の機会に。

*2 MSのサポートに ファイル名拡張子が .eml のファイルを Outlook 2007 で開くことができないというのがある。Fix It! を実行してみたが、なぜか私のPCでは関連付けが変更されなかった。
Liveメールを使うこともあるだろうし、めったにやる作業でもないので毎度コマンドから打つことにした。

*3 メニューから「フォルダに移動」だとなぜか移動しない。

なにか他に簡単な方法がないだろうか。

 

WordPressの自動 <p>タグ 挿入機能を無効にする

WordPressを使っていると、勝手に<p>タグが挿入されることがある。
いままでは面倒なので無視していたが、我慢ならないところに挿入されて、周辺の文章を書き換えたりしたのだがどうにも直らないので調べてみた。

方法には二つあるようだ

1.wp-includes/default-filters.php の wpautop の関連する行をコメントアウトする

wp-includes/default-filters.php の該当は以下の3行

add_filter(’the_content’, ‘wpautop’);
add_filter(’the_excerpt’, ‘wpautop’);
add_filter( ‘comment_text’, ‘wpautop’, 30 );

このうち今回問題が発生している the_content のところだけコメントアウトした。

// add_filter(’the_content’, ‘wpautop’);

余計なところを直して、新たな問題が発生しないとも限らないからだ。
問題がないところはいじらないに限る。

参考サイト)
http://www.devolen.com/blog/wp_custum/ptag_out/
http://msweb.moo.jp/wordpress/202/
他多数

2. remove_filter() を追加する

全体に<p>タグ自動挿入を無効にするには、
wp-includes/functions.php に

remove_filter(‘the_content’, ‘wpautop’);

を一行追加する。

あるいは、特定の場所だけ無効にしたいとき、たとえばトップページだけ無効にしたいときはindex.php の the_content のループの前に追加する。

remove_filter(‘the_content’, ‘wpautop’);

the_content();

 

参考サイト)

http://www.webopixel.net/wordpress/171.html
http://www.webtipsbox.com/wordpress-setting.html
http://rayuela.kr/jp/wordpress/post548/

他多数

 

スタートメニューのクイック検索でエクスプローラーが終了する。adobe version cueが原因

前回にひきつづいて、いまさら感があるかもしれないネタ。

私の Vista でいつのころからか「スタートメニュー」の「クイック検索」に”a”とか”v”とかを入力すると、(要するに Adobe Version Cue にマッチするような検索)
エクスプローラーは動作を停止しました」で停止して、エクスプローラーが再起動するようになってしまった。

イベントビューワーを見ると Adobe Version Cue が原因らしい。

障害が発生しているアプリケーション Explorer.EXE、バージョン 6.0.6002.18005、タイム スタンプ 0x49e01da5、障害が発生しているモジュール VersionCueCS3.cpl_unloaded、バージョン 0.0.0.0、タイム スタンプ 0x46419388、例外コード 0xc0000005、障害オフセット 0x0bb7f8a0、 プロセス ID 0x9b8、アプリケーションの開始時刻 0x01cce0fbe25f6110。

そこで、そもそも使っていない adobe Version Cue をアンインストールすることにした。
普通に「プログラムと機能」から「Adobe CS3」の「アンインストールと変更」でVersion Cueだけアンインストールしてみたが、
インストール中に問題が発生しました。以下を参照してください」と失敗。
以下を参照しても原因などはさっぱりわからない。失敗した事実しか書いてない。

それではと同じ手順で再インストールしてみたが、これも失敗。

しかたなく長らく眠っていたセットアップCDを探し出してCDからインストールしてみた。
セットアップにエラーが発生しました。セットアップを閉じてください。エラーコード: 2739
これもあえなく失敗。

やむなくネットを徘徊して調べてみると、あちこちにいろんな情報があったけれど、私の場合はこれで解決した。
コマンドプロンプトから

C:\>regsvr32 jscript.dll

これでインストールもアンインストールもうまく行くようになった。

情報元だが、いくつかのサイトに情報があったが、本家のを載せておく。

http://kb2.adobe.com/jp/cps/234/234454.html

http://kb2.adobe.com/jp/cps/231/231344.html

ただ、どちらのページも翻訳したもので、
日本語環境での動作保証はしておりません
とハッキリ書いてある。サポート情報はハッキリしないのに、逃げ口上はハッキリ書いてある。

結果、Adobe Version Cueをアンインストールしたことで、「スタートメニュー」の「クイック検索」で「エクスプローラーは動作を停止しました」になる問題は解消した。

どうも Adobe と Apple は傍迷惑な動作といい、サポートといい同じ匂いを感じるのは私だけだろうか。

参考までに環境等
OS : Windows Vista Business SP2
CS3 : ADOBE Creative Suite 3 Web Premium

zipファイルを展開するとファイルの更新日付が展開した時刻になる

いまさら感があるかもしれませんが、偶然解決策を見つけたのでメモ。

以前からzipファイルを「すべて展開」とかダブルクリックで開いてから中身をどこかにドロップすると展開したファイルの更新日付が展開した日時に変更されてしまうことがあることは知っていた。

更新日時が変わってしまうこともあれば、変わらないこともある。調べるのが面倒だったので、今までフリーのアーカイバで展開していた。

別件の調べ物で偶然見つけたマイクロソフトのサポートに原因と対応策が書いてあった。

http://support.microsoft.com/kb/942532/

これによれば、イントラネット以外のゾーンからダウンロードしたファイルにはZoneIDに関する情報が付与され、ZoneIDの付与されたZIPファイルを展開すると展開したファイルの更新日時が更新した日時になるということだ。

回避するには、ZIPファイルのプロパティで「ブロックの解除」ボタンをクリックすればよいということだ。

ブロックの解除

例によってわかりにくい話だ。セキュリティ警告の問題はここではふれないが、ZIPファイルを展開するということに関しては妥当な仕様とは思えない。
いったい展開したファイルの更新日付をそのままにしているとどんなセキュリティ上の脅威が発生すると考えているのだろう?
脅威があるとしても何も表示しないのはどうなんでしょう。実行ファイルと同様、展開時にセキュリティ警告と同様、更新日時をどうするかたずねてくれれば良いように思うが。

一応対象OSはVista,XP SP2以降、Windows Server 2003 SP1以降、ただしXp SP2とServer 2003 SP1ではダブルクリックで開いてドラッグで取りだすと更新日時はかわらない。

2007年と古い情報なので知らなかったのは私だけということかもしれない。

必要なものだけ iTunes インストール

Windowsにインストールすると何かと不具合が発生したり、遅くなったりするApple製アプリケーション。
前々からiTunes10にアップデートしろと警告してきていたが、 iTunes10 が出てすぐのころにアップデートしたところ、音声ファイルをドラッグドロップで追加すると数分間無応答になってしまう現象が発生して、iTunes9 に「苦労して」戻してそれ以来無視していた。

また、いろいろ悪さをする Bonjour と Mobile Device Support はアンインストールして、iTunesHelper.exe と QTTask.exe は無効にしてあるが、アップデートするとそれらが有効にされてしまうので改めて設定しなおさなければならないのも面倒であった。

不具合が直っているのかあちこち調べてみるとそろそろFixされているようである。また必要なものだけインストールする方法を記したサイトを見つけたのでアップデートしてみることにした。

不要な付属ウェアなしでiTunes 10をインストールする秘密の方法! : ライフハッカー[日本版]

以下に私の場合の手順を記しておく

1.iTunesのダウンロード

ここから最新版をダウンロードする。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/

x86版と16ビット版がある。
私の場合普通のVistaなので Xp,Vista,7用を選択してダウンロードした。

2.インストールファイルから必要なファイルを抽出

ダウンロードしたiTunesSetup.exe から必要なインストーラーを抽出する。
WinZip、WinRARなどで抽出可能であるが、今回 7-zip を使用した。
抽出するファイルのインストーラー内での場所は

iTunesSetup.exe\.rsrc\RCDATA\CABINET\
(追記:iTunes10 から フラットに格納されフォルダ構造は無くなった)

私の場合は iPod しか持っていないので

・iTunes.msi
・AppleApplicationSupport.msi
・QuickTime.msi    (追記:これが含まれないバージョンもある) 10.5からQuickTImeは同梱されなくなった。インストールも不要らしい)

を適当なところ(c:\temp)に抽出した。

Ver10 以降 (フォルダが無くなった、QuickTimeが無いバージョン)
iTunesSetup-exe

Ver10 以前のフォルダ位置
iTunes-1

3.不要なアプリケーションの削除

以前にすべてインストールしている場合は、ここで不要なプログラムを削除しておいた方がよいかもしれない。
私の場合は既に不要なアプリケーションを削除してあるので、同じ条件にしておけば無用なトラブルが避けられるかもしれない。

「コントロールパネル」―「プログラムと機能」から

  • Apple Software Update
  • Bonjour
  • Apple Mobile Support

をアンインストールしておく。

4.インストール

コマンドプロンプトから

  • AppleApplicationSupport.msi /passive
  • Quicktime.msi /passive      (<- 含まれていないこともある)
  • iTunes.msi /passive

を実行

iTunes-2

5.常駐アプリケーションを無効に

インストールは以上ですが、無用の常駐プロセスを無効にしておきます。

Windowsキー + R で msconfig を入力して実行。

スタートアップから iTunesHelper.exe と QTTask.exe を無効にします。

iTunes-3

以上でインストールは完了です。

ひととおり動作確認してみましたが、特に問題はないようです。

 

追記)いつのころからか Apple Push なる APSDaemon.exe がスタートアップに登録されるようになった。

これについては使用状況や環境によって様々なようである。
私はApple Store から何もダウンロードしないからか、スタートアップから外しているが特に問題は無い。

Apple-Push

参考サイト

rucDiary iTunesが固まったら

お名前.comのドメインをCORESERVERで使う

お名前.comで取得したドメインをCORESERVERで使うことにしたので、備忘録として。

某サーバを借りていたが何かと不具合があり、その時対応してくれた人のあまりのスキルの無さに更新を機にCORESERVERに移転することにした。

 

1.ネームサーバーの変更

お名前.com で該当ドメインのネームサーバーをValuedomainのDNSを指すように変更する。

ログオンしたら、ドメイン一覧から該当ドメインのネームサーバー欄の「変更する」ボタンをクリック。

他のネームサーバーを使用タブをクリック

ネームサーバー欄に以下の3つのサーバーを設定。

ns1.value-domain.com

ns2.value-domain.com

ns3.value-domain.com

onamae-1

担当技術者情報を入力して(今回はお名前.com会員情報をコピーを使用した。)

確認画面へすすむ → [設定] で お名前.com 側の設定は終わり。

 

ValueDomain側設定

ValueDomain    にログインする

左側のメニューから(あるいはTOPの[ログイン/メニュー]のメニューの方からたぐっていって、「無料ネームサーバー管理」の「他社で取得されたドメインの新規管理」をクリック。

ドメイン名を入力して[登録]をクリック

muryouns

登録したドメインの一覧が出るので、今回変更するドメインを選んで[変更]をクリック。

dnssettei

ドメインで使用するサーバーを一覧から選んで[保存する]をクリック。

dnssettei2

以上で終了。数分から数時間待つ。.

サーバが変わったかどうかTOPページに記しを書いておいた。
実際にはしばらくアクセスできなくなってしまうのでその必要もない。

事前にCORESERVER側のドメインウエブの設定で「強制」をチェックしてドメインのフォルダを作っておき元のサーバからコピーしておいた。

またXREA+もいくつか借りているがその中から更新時期が近いものをこちらに移そうと予定している。